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【経団連後援セミナー】GX実現に向けた動向と企業に求められる組織変革

日本政府は2050年にカーボンニュートラルを目指すことを宣言しており、今後10年間で官民協調のもと、150兆円をGXの分野に重点的に投資するという方針を掲げています。各企業においても、GXへの対応が喫緊の課題となっています。
GXの推進には、政府の掲げる制度や顧客からの脱炭素要請に迅速に対応する「守り」の側面とともに、ビジネスチャンスと捉える「攻め」の側面の両輪で事業変革・組織変革に取り組む事が必要です。
この度、株式会社アイデミーでは、今後のGX推進に係る政策動向、日本企業が直面する課題、事業変革・組織変革に焦点を当て、経済産業省 環境政策課様、アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社様、コニカミノルタ株式会社様をゲストスピーカーに招き、セミナーを開催することとなりました。

こちらのセミナーは終了しました。

開催概要

日時
12/22(金) 13:00-14:30
申し込み締め切り
12/21(木) 12:00
参加料
無料
開催場所
オンライン(ZOOMウェビナー)

セミナー内容詳細

こんな人におすすめ

  • GX推進に関心があり、推進に向けたポイントを理解したい経営者やサステナビリティご担当者様。
  • 組織の持続可能な成長やイノベーションを目指すリーダーやマネージャーの方。
  • GXに関わる業務に従事し、動向や取組を学びたい方。
  • GX推進に向けた組織体制と人材育成について検討したい方。

スケジュール

  • 13:00~13:05  開会の言葉、登壇者のご紹介
  • 13:05~13:25  経済産業省 環境政策課 「GXの実現に向けた政府の取組の方向性」
  • 13:25~13:45  アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社様 「GX実現に向けた日本企業の課題と変革の必要性」
  • 13:45~14:05  コニカミノルタ株式会社 様 「GXに向けた制度設計と事業貢献」
  • 14:05~14:25   株式会社アイデミー 「GXに関わる組織変革のポイントと人材育成の在り方」
  • 14:25~14:30   閉会の言葉

経済産業省 環境政策課様 「GXの実現に向けた政府の取組の方向性」

  • GX実行会議等において検討を進めているGX推進戦略の具体化・実行の方向性について紹介させていただく。

アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社様 「GX実現に向けた日本企業の課題と変革の必要性」

  • 環境意識の高まりを受け、企業は環境に配慮した経済活動への対応が不可欠となっている。これまでの規制対応が主体であった環境対策は、企業の責務として推進されてた。しかしながら、今後は環境対策を通じた産業変革の機会と捉え、環境対策と事業成長を一体とした投資活動が求められる時代へと移行している。本セミナーでは、大局的な社会環境の変化を考慮し、今後の事業開発において必要とされる戦略的思考を、国際的な事例を交えて解説する。

コニカミノルタ株式会社様 「GXに向けた制度設計と事業貢献」

  • GX推進において、環境価値と事業価値を両立させることが重要となる。そのために3つのグリーン活動を制度設計し推進してきた。企画・開発が取り組むグリーンプロダクツ認定制度、調達・生産が取り組むグリーンファクトリー認定制度、販売が取り組むグリーンマーケティング活動である。またGXをDXで実現することも重要であり、省エネソリューションを開発し推進。また、環境デジタルプラットフォームを立上げ、環境経営における共創を企業連携で推進。これらの実践事例を解説する。

株式会社アイデミー 「GXに関わる組織変革のポイントと人材育成の在り方」

  • GX推進が日本企業にとっての喫緊の課題となっている中、必要な組織変革や事業推進を担う人材の確保は最重要の課題である一方、各企業で不足している。本セミナーでは全社を巻き込んだ取組を推進するために必要なポイントや、人材育成のポイント、特に自社のCO2削減に取り組む「守り」の人材だけでなく、脱炭素の流れの中で新しいビジネス機会を捉える「攻め」の人材育成の必要性についても解説する。

登壇者のご紹介

経済産業省 環境政策課 課長補佐 太田優人
プノンペン経済特区等での勤務後、経済産業省産業創造課にて、オープンイノベーション税制・DX税制創設、産業競争力強化法改正、コンバーティブル投資手段活用ガイドライン策定、IPOプロセス見直し等を担当。2021年より現職にて、「GX実現に向けた基本方針」策定や、20兆円規模のGX経済移行債発行・投資促進策・カーボンプライシング・GX推進機構等に係る検討、脱炭素関連スタートアップ支援事業の創設などを担当。
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 プリンシパル 宇野 暁紀
日本における Energy & Utility プラクティスのコアメンバー。複数のコンサルティングファームを経て現職。電気・ガス・石油などのエネルギーの他、商社、建設などの社会インフラ関連業界を中心に担当。新規事業戦略策定、M&A戦略策定の他、全社戦略から組織トランスフォーメーションまで一気通貫での支援を得意とする。近年は特に、サステナビリティをテーマとしたコンサルティングにも従事。
コニカミノルタ株式会社 元執行役員 高橋 壮模
金沢大学大学院工学研究科修士課程修了。小西六写真工業(現コニカミノルタ)入社。研究開発部門で診断用医薬品の開発に従事。1999年より環境業務に従事。2009年 環境安全・品質管理グループリーダー(部長)として、3つのグリーン活動を推進。2019年 グループ業務執行役員 サステナビリティ推進部長としてカーボンマイナスを提唱。2022年 執行役員 環境統括部長.として、GXをDXで実現すべく省エネソリューションを開発、環境デジタルプラットフォームを設立。2023年 役員退任。
株式会社アイデミー 代表取締役 執行役員 社長 石川 聡彦
東京大学工学部卒。同大学院中退。在学中の専門は環境工学で、水処理分野での機械学習の応用研究に従事した経験を活かし、 DX/GX人材へのリスキリングサービス「Aidemy」やシステムの内製化支援サービス「Modeloy」を開発・提供している。著書に『人工知能プログラミングのための数学がわかる本』(KADOKAWA/2018年)、『投資対効果を最大化する AI導入7つのルール』( KADOKAWA/ 2020年)など。
株式会社アイデミー  事業開発室 GX/SXグループリーダー 柳田 晃輔
東京大学大学院農学生命科学研究科修了。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、経済産業省 資源エネルギー庁、日系コンサルティングファームにて、省エネルギー技術開発支援や、再生可能エネルギーに関する国際協力・日系企業の海外展開支援、クレジット関連新規事業企画等、カーボンニュートラルに関して幅広い業務を経験。2022年10月より現職、GXに関わるオンライン学習サービスの事業開発、新規事業企画に従事。