マックス株式会社(以下、マックス)様は、ホッチキスを代表とするオフィス機器の他、建築工具事業、浴室乾燥機などの住環境事業、農業系や食品系のAF事業を含むインダストリー事業、車いすなどのHCR事業と幅広い事業を有しています。「世界中の暮らしや仕事をもっと楽に、楽しくする」というコーポレートビジョンのもと、徹底した現場主義・顧客主義でお客様のニーズに応え、社会の変化を捉えるとともに、世の中にない製品を創出・普及させることで、新たな市場を生み出し、ナンバーワン・オンリーワンを確立しています。
マックス様にはDX実践研修「Aidemy Practice」の「Python実践研修」を実施いただきました。今回は、研修を選んだきっかけを執行役員生産本部生産技術室長 兼 第2生産技術部長 吉田様にお伺いしました。
「Python実践研修」概要
マックス様は、
「社内で分析すべきデータは溜まってるが、それを活かせる人がいない」
「Pythonでデータ分析をしてほしいが、まだ基礎をわかってない人が多いので、レベルアップさせたい」
という思いがありました。
そこで、アイデミーはPython未経験者でも研修後すぐに活用できるようにGoogle Colaboratoryを使用した「Python実践研修」をご提案いたしました。
また本研修を担当したのは森山広大講師。ソフトウェア開発業務、スクラム開発、プロジェクトマネジメント業務など多岐に渡り、豊富な経験を持っており、アイデミー講師陣の中でも高い評価を獲得しています。
アイデミーの研修ならではのポイント
アイデミーでは実践研修である「Aidemy Practice」だけでなく、インプットのためのオンラインDXラーニング「Aidemy Business」もご用意しております。
研修ではアウトプットの時間をより多く確保するために、受講者様には30時間分のコースを受講いただく事前課題に取り組んでいただきました。
※上記はイメージになります。
従来の教育に加えて、独自のDX向けプログラムを充実させる
ーー貴社内では、階層別や部署別など様々な研修があると拝見しました。そのなかで今回の研修はどのような位置付けなのでしょうか?
吉田様 :経産省のDX認定を取得し、DXの取り組みを加速させる方針を明確化しました。具体的には、
(1)製品・サービスDX
(2)生産・品質保証DX
(3)データ・業務基板DX
(4)人・組織DX
を柱として、それぞれのテーマごとに課題化しています。
課題の実行には人の成長が欠かせません。
従来の業務に則した教育プログラムだけではなく、独自にDX向けプログラムを充実化させる必要がありました。
そこでアイデミー社を採用することにしました。
ーー(1)研修の選定のきっかけ、重要視されたポイント (2)研修対象者の選定について教えてください。
受講者様のご感想
ーー研修の中で最も印象的だった部分や学びは何ですか?
・Pythonの基礎から実務に役立つ知識まで幅広く学べ、有意義な学習体験を得ました。
・Aidemyの研修では、DXスキルの不足を痛感し、さらなる学習の必要性を感じました。
・ビジネス力、データサイエンス力、データエンジニアリング力がデータサイエンティストに求められる重要なスキルであることを学びました。
ーー研修前後で業務に対して変化はありましたか?
・職場でのDX推進や報告会で、見える化の重要性を再認識しました。
・ビジネス統計学やアジャイル適用術の研修を活かし、チームで協議しながら実践に取り組んでいます。
・データ分析資料の作成や品質管理手法の議論に活用しています。
・DXの基礎知識を学び、業務の自動化やデータ管理に活かしており、若いメンバーも積極的に取り組んでいます。RPAツールやPythonを用いた業務効率化も進行中です。
最後にメッセージをお願いします。
吉田様 :DXの実現はデジタル化ではなく、デジタルを活用した業務改善、デジタルを活用した事業拡大にあります。そういう意味では、人材育成はスタートラインです。
アイデミーの協力のもと、多くの人材を育成し、その人達による業務改革を行い、最終的に会社の業績を向上させたいと考えています。