Aidemy Business

【前編】IT企業としての危機感、DX全社教育へ踏み切り 北電情報システムサービス株式会社様【Aidemy Business導入インタビュー】

北陸電力グループの一員として、IT技術を通じて電力の安定供給や、グループの情報戦略の中核を担う「北電情報システムサービス株式会社」。
その豊富なノウハウと技術力で、グループ外の企業様にもサービスを展開しています。

同社では、社員のDXリテラシーの向上を目的にAidemy Businessを導入し、全社員が受講する計画です。
インタビュー前編では、経営管理グループ経営企画チームの河村 武宜(かわむら たけよし)さんに、Aidemy Business導入の狙いや具体的な受講管理方法などを伺いました。

北電情報システムサービス株式会社様のインタビューは、前編・後編の2部構成でお届け致します。

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Aidemy BusinessでDXに必要な基礎知識の習得とリテラシーの向上を

――御社のAidemy Business導入のきっかけを教えてください。

河村:弊社は、社会インフラを担う北陸電力の情報子会社という位置づけであることから、「安定安心のシステム開発や保守運用」をモットーとしています。
その経営姿勢をベースとして、データサイエンティストが在籍するAI専任のチームを運用するなど、さらなる先進的な取り組みを推進しています。

しかし「新しいことをやるよりは安心安定」という慎重な雰囲気が、まだまだ社内にあるんですね。
このDXの潮流の中でIT企業としては危機感もあり、こういったギャップを解消するには、社員に学びの機会を提供することから始めようということで、Aidemy Businessを活用することになりました。

――Aidemy Businessにはどのような期待をしていますか?

河村:会社全体でDXに必要な基礎知識の習得と、DXリテラシーの向上を狙っています。
基礎から応用まで、受講者のスキルに合わせた学びの機会を提供できればと考え導入しました。
その中でも特に学びの意欲が高い人材や、リーダー的な役割を担ってほしい人材には、さらに上位の教育も提供していきたいですね。
このような人材発掘への活用も期待しています。

今回のAidemy Businessでの学びは、あくまでも業務の一環として就業時間内で受講することを認めています。
3ヶ月で30時間、平均すると1日30分、業務内のところで学習時間を確保してくださいという形ですね。
ノルマだと感じるのではなく、いずれ自分の業務の改善や、キャリア形成に寄与するための取り組みである点を意識してほしいという思いがあります。

業務内での受講のため、注意深く進捗状況をウォッチ

――Aidemy Businessの取り組みはどのようにして全社的に周知していったのですか?

河村:今回は約350名の社員を6期に分けて、60ライセンスを付け替えながら進めていくことにしました。
実は第1期は、「Aidemy Businessという企画を試行的にやってみます」と告知して、意欲がありそうな社員をピックアップして進めたんです。

彼らがアーリーアダプターとなり「Aidemy Businessを受講してよかった」などの感想を周囲に話したことで「やってみたいな」「いずれ順番が回ってくるのかな」と興味をもつ社員が増えてきて、周知できたという流れです。
いきなりバーンと上から告知すると、なんだか強制的な印象があるじゃないですか。
今回、少しずつ興味を持ってもらう方法が成功したかなと思っています。

――機会の提供だけでなく、Aidemy Businessの受講を最大限活用し活性化させるための工夫はどのようなことをされましたか?

河村:弊社では2週間に1回ぐらいのペースで、各部署単位でメンバーの受講進捗状況を集計して、上長に報告する形をとっています。
必然的に、社員どうしでお互いの頑張りで刺激しあう仕組みが構築されたと思います。
遅れが出ている社員には、業務負荷や進捗状況を注意深くウォッチし、担当の上長と相談して、受講時間の確保のための配慮などの個人的なケアもお願いしていました。

社員のさらなる学習意欲に繋がった手応えを感じて

――社内での反響や手応えはどのようなものがありましたか?

河村:社員には、このAidemy Businessの受講をきっかけに「もう少し学びを進めてみたい」という気持ちで修了してほしかったんですね。
受講後のアンケートを見ると「新たな学習の意欲が出ました」「この流れでカーボンニュートラルなどについても学んでいこうかと思っています」などの感想や意見が届き、意欲を持ってもらえたのだなと感じています。

また「カリキュラムに内容の重複があった」との意見もちらほらあったことから、Aidemy Businessの担当者と相談して、適宜カリキュラムの見直しをした上でスタートしています。
こういった柔軟な運用ができるのも、いい取り組みだと感じています。

――最後に、メッセージをお願いします。

河村:社内外のこれから受講される方には、業務改善やご自身の視座を上げることにも役立ちますので、積極的に受講してほしいと思います。

これから導入を検討されている企業様に向けては、IT企業もそうでない企業も、こういったDX/AIのリテラシー教育はこれからますます必要になってくるのではないかと思っています。

また、Z世代といったデジタルネイティブの若い世代が社会人として流入して来ることもあり、DX/AI化の潮流は大きくなる一方です。弊社は経済産業省の「DX認定事業者」に認定されており、お客様の経営環境をDX可能な状態に引き上げることのできる頼れるパートナーとしての対応をしていくには、全社員が幅広い知識を持つ必要があります。
アジャイル型を用いた開発ツールの活用に取り組むDX推進ベンダーを目指すにあたり、社員のDX/AIのリテラシーを上げていくのは喫緊の課題だと思っています。

同じように社内のDX/AIのリテラシーを上げたいという企業様に、Aidemy Businessを紹介したこともあります。
自社のDX/AI推進はもちろん、お客様のDX実現に向けてこれまで以上に尽力していきたい所存です。

後編では、「受講者サイドから見たAidemy Businessの有用性」について伺います!

【後編】北電情報システムサービス株式会社様【Aidemy Business受講者インタビュー 】はこちらから

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