【Aidemy Practice初開催!】11月5日「DX人材育成MeetUp」開催レポート
2024年11月5日に、企業のDX推進と人材育成をテーマに『DX人材育成MeetUp』を初開催しました!本イベントでは、ゲストスピーカーに株式会社ニチレイ様をお迎えし、企業間の情報共有や意見交換の場として18名の方にご参加いただきました。 以下に当日の様子をレポートします。
目次
イベント概要
日時:2024年11月5日(火)16:00-20:00
場所:東京都千代田区大手町一丁目2番1号Otemachi Oneタワー6F
参加企業数:13社
参加者数:18名
第1部 株式会社ニチレイ 田中様によるご講演
このたび、株式会社ニチレイ 情報戦略部 DX推進グループの田中啓友様をゲストスピーカーとしてお招きし、
以下の二つのテーマについてご講演いただきました。
講演内容
- ニチレイの目指す姿とDX
- 「2030年の姿」に向けて
- ニチレイグループのDX戦略
- ニチレイグループのDX戦略
- DX推進体制図について
- DX活動推進のためのコミュニティ活動「デジラボ」の紹介
- ニチレイグループのDX教育と育成について
- DX研修体系について
- ステップ別研修プログラムについて
参加者の皆様は、リアルな取り組み事例を直に聞ける貴重な機会とあって、真剣に耳を傾けておられました。
講演後の質疑応答では、「DX推進部門と他部門の連携について」や、「デジラボ」のコミュニティ活動についてなど多数の質問が寄せられ、活発なセッションとなりました。 参加者からは、
「レベル分けプログラムが非常に参考になった」
「デジラボの取り組みは興味深く聞かせてもらった」
などの嬉しい声が寄せられました。
第2部 グループディスカッション
休憩を挟んで開始された第2部では、参加者同士が直接意見交換を行うグループディスカッションを実施しました。
各企業の課題感や方針について、以下のテーマに沿って活発な議論が行われました。
1. DX人材の教育体系と運用
参加者の多くが「DXリテラシーの教育はすでに進めている、または開始予定」としており、
初期段階の取り組みが進んでいる企業が多いことが伺えました。
一方で、次のステップとして以下のような課題が共有されました。
- 個別対応の必要性:
個々のやる気やスキルに応じた教育方法を模索している企業が多く見受けられました。
「モチベーションを維持しながら教育効果を高める仕組みが必要」との声が多く聞かれました。
- インセンティブ制度の課題:
特にインセンティブ制度の設計や仕組み化については、未着手の企業が大半を占めており、
「今後の重要課題」として全体で認識が共有されました。
ディスカッション全体を通じて、教育効果を高める工夫や持続可能な仕組み作りの必要性を感じた企業が多かったことが印象的でした。
2. トップリーダー人材の定義
DX推進を牽引するには、技術スキルだけではなく、組織を巻き込むリーダーシップが求められるという認識が参加者間で共有されました
1つのグループでは、トップ人材をどのように発掘し、育成するかについての議論が深まり、育成方針とセットでリーダー人材の定義を見直している企業も複数あることが明らかになりました。
また、参加者間で課題や取り組み状況を共有する中で、各社の取り組みがヒントとなり、
「新たな視点や気づきが得られ、大変有意義だった」という参加者の声もいただきました。
このような意見交換の場は、DX推進における課題解決の糸口として有効であることを改めて確認できたため、
今後も引き続き、MeetUpイベントのような機会を提供し、参加企業間の知見共有を支援していきたいと考えています。
第3部 懇親会
最後のセッションである懇親会は、会場を会議室からカフェテリアに移して開催されました。
意見交換は第2部に引き続き活発に行われ、参加者同士のネットワークを広げる場となりました。
これからDX人材の育成を開始するという参加者は、熱心に他社の状況を尋ねたり、同い年のDX推進担当者どうしが意気投合する場面もあり、懇親会ならではの和やかな雰囲気の中で交流が深まったようです。
また、生成AIをどのように活用していくかに関する話題も上がり、DX推進における最新技術への関心の高さも伺える場面もありました。
このように、懇親会では参加者どうしが率直に語り合い、新たなつながりや知見を得られる有意義な時間となりました。
イベント全体を通じて、多くの参加者にとって価値ある学びや気づきの場を提供できたと感じております。
参加者の声(一部抜粋)
イベント後に実施したアンケートでは、以下のような感想をいただきました。
「他社事例を聞けるのは非常に貴重な機会でよかった」
「自社でも取り入れてみたいと思えるアイデアが聞けた」
「意見交換を通じて、自社ができていること・できていないことが明確になった」
次回MeetUp
次回は2025年2月の開催に向けて、現在企画を検討中です!
今回ご参加いただけなかった方も、ぜひ次回のイベントにご参加いただければ幸いです。
さらに充実した内容をお届けできるよう、引き続き準備を進めてまいりますので、どうぞご期待ください!