株式会社アイデミーでは、DXの先進的な取り組みをしている企業様を招き、密度の濃い情報交換を行う「ラウンドテーブル企画」を定期的に実施しております。

2023年7月25日、金融業界とDXをテーマに、株式会社大和証券グループ本社様（以下、大和証券）をお招きし、「金融業界のデジタル人材育成の事例をもとに自社のDXについて考える」を実施いたしました。

本記事では、当日の内容や大和証券、参加企業様（以下、参加企業）のお声の一部を紹介いたします。

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当日のアジェンダ

大和証券による基調講演では、DX推進担当者が課題に感じやすい人材育成を軸としたDX推進について具体的な事例を交えてお話し頂きました。
実際に大和証券が取り組んでいる具体的な事例をもとに、①どのような課題があったのか、②どのように解決したのか、③どのような成果があったのか、などを語って頂きました。

基調講演後のディスカッションでは、特定のテーマに対し大和証券と参加企業がそれぞれの意見を出し合っていきました。
大和証券への質問、各社の意見は多岐にわたり、具体的な数字を交えた事例が飛び交う非常にリアルな場となりました。

金融業界参加企業からのお声

株式会社 八十二銀行 デジタルトランスフォーメーション部 八木澤様

「数年間にわたる改革・人材育成のチャレンジについて詳細に講演いただきありがとうございました。アセスメントを通じた現状把握、全社員向け教育＆選抜型研修に加えてスキル認定制度など、ロジカルに教育プログラムを構築・実践されていることに感銘を受けました。」

「総じてデジタル・DX関連人材育成に関する課題は共通する点も多いと感じましたので、企業規模の違いはあれど、同じ悩みと課題を有する“仲間“であるとも感じました。今後も情報交換や意見交換を継続させていただけるとありがたいと思っております。」

少人数での開催となり参加者様は積極的に質問やディスカッションに参加されていました。参加企業の満足度も総じて高いものになりました。

大和証券、植田様からのお声

本イベントを終えて、基調講演いただいた大和証券 植田様からもコメントを頂きました。

Q：ラウンドテーブルに参加してみていかがでしたか？

植田様「自社のDXへの意識が高く、問題意識を持っている参加者と交流し意見交換をすることができました。今回の参加者以外にも問題意識を持っている企業はあるはずなので、今後も積極的に参加していきたいと思います。」

Q：参加者との会話で何か気づきはありましたか？

植田様「外部企業へ出向した人員がDX人材の育成に参画するという取組は良いと感じました。普段とは異なるカルチャーを持つ企業での経験は、新たなスキルの習得にもなりますし、今までとは異なる視点で当社を見直すきっかけになるでしょう。新しく人材育成の仕組みを企画する側にとっても、より柔軟な検討が行えるようになると思います。」

Q：今後アイデミーに期待することは何でしょうか？

植田様「会社全体のマインド醸成を一緒に行っていきたいと考えています。御社には当社での講演等のご依頼もしていますが、社外からの刺激を受けることはマインドの変革にも非常に有用だと考えています。IT企業のマインドを当社も柔軟に取り入れていきたいと思っています。」

ラウンドテーブル企画について

アイデミーでは、今後も定期的にラウンドテーブル企画を予定しております。
下記のような課題をお持ちであれば、ぜひラウンドテーブルへご参加ください。

• 自分達と同業界のDX事例を知りたい
• 業界ならではのDX推進のポイントを知りたい
• 業界のDX推進者の横のつながりを作りたい

また皆様からのご意見やご要望もお受けしております。