プロフィール
企業名
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栗田工業株式会社
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事業内容
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水処理装置事業、水処理薬品事業、土壌・地下水浄化事業、研究開発
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従業員数
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6737名(連結・2020年3月31日現在時点)
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所属部署
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デジタル戦略本部DX推進部
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お名前
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的場雄介 様
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導入目的
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DX人材育成、AIのビジネス活用
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Webサイト
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AI人材育成で水処理関連事業の価値向上を目指す
当社の主力事業である水処理の現場から得られる水質データや、お客様の製造プロセスデータを始めとしたビッグデータに、米国子会社のフラクタが保有するAI技術やノウハウを掛け合わせて、先進的なソリューションをお客様に提供していきたいと考えています。
また、水処理のプラントの製造や運転においても、さらなる設計の自動化や、設計情報をデジタル空間上にコピーし再現する「デジタル・ツイン・シミュレーター」の導入を進め、お客様に提供する価値の向上を図っていきます。
上記構想を実現するためには、特定の社員の専門性を磨くことはもちろん、全社員がAIを始めとしたデジタル技術に対する幅広い知識を付けることが必要であると考えています。
集合型では難しかった全社員へのAI教育研修
今回の人材育成の対象は、お客様の現場へ行く営業から内務スタッフまで全社員であることから、従来行われていた集合型の教育研修ではアプローチできない職種が生まれてしまいます。
そこで、どんな職種であっても、時間や場所に縛られずに学習できるE-learingの導入を検討しました。
昨年からリモートワークが全社的に定着したため、E-learning形式の教材を提供することで、社員それぞれの都合に合わせて受講してもらえます。
また、AIの分野における世界のトレンドや技術は日々進化していくので、常時新しい講座や内容のアップデートがある仕組みをもつAidemy Businessが魅力的だと考えました。
隙間時間で効率的にAI・DX研修を進められるAidemy Business
講座内容については「動画視聴型の教材がわかりやすくて良い」「AIだけでなく統計などのデータサイエンスの知識にも触れられるのが良い」などの声がありました。また、「パソコンだけでなくスマートフォンからも視聴できるため、移動などの“隙間時間”に受講できて効率が良い」という、受講スタイルに対する評価もありました。
こういった反響を受け、全社員にAidemy Businessの存在を知ってもらう段階から、今後は意欲の高い社員を選抜し、有料講座を受講できる段階へと体制を整えていく予定です。
「デジタル人材」化を促進する全社的なAI教育
当社ではAIを始めとしたデジタル技術に対する知見と、ビジネスに対する理解を併せ持ち、新たな顧客価値を生み出せる人材を「デジタル人材」と定義しています。
「デジタル人材」になるための入り口として、AIや機械学習の概要を理解してもらい、各々の職場でデジタル技術を使った変革を生み出す視点を養うためにAidemy Businessを利用しています。
今後はAidemy Businessを始めとした学習機会の活用に積極的な「デジタル人材候補」を社内から発掘し、継続的な学習を通じて「デジタル人材」へと成長してもらうことを目指しています。